産業用蓄電システム〈BLP®〉

蓄電池＋太陽光発電システムの導入背景

新開トランスポートシステムズでは、持続可能な開発目標「SDGs」の実現に向け、物流事業を通じたサステナビリティを従業員一人ひとりが意識し「できることを できるかぎり」の精神で推進しています。環境によりやさしく豊かな社会作りを目指す取り組みの一つとして、脱炭素･BCP対策に向けて甲府営業所に太陽光発電システムを導入。太陽光発電システムに蓄電池を組み合わせて、余剰電力を蓄電して夜間や停電時等に使用できるようにしたいと考えました。

導入の決め手

NECネッツエスアイ株式会社様から、我々の要望に合わせた機器選定など、総合的な設計提案をしていただきましたので、安心してお任せすることが出来ました。今後はさらに効率よく活用できるよう、使用方法を検討･相談していきたいと考えています。

• 自然エネルギー電源の有効活用でCO₂削減の環境メリット
• 産業用蓄電システムの導入で長時間の停電対策が可能になること
• エレベーターなど三相機器のバックアップが可能であったこと

実際の運用について

当社は精密機器物流を主業としておりますが、お客様の中には社会インフラに関わる企業様もいらっしゃるため、停電によって上層階にある保管品が出荷できない事態を回避する必要がありました。蓄電池導入の目的の一つに、貨物用エレベーターの電源バックアップがあり、万が一の停電の際、緊急性の高いものを出荷できる体制をつくることができました。

導入設備

産業用蓄電システム〈BLP®〉の特徴

PV連携性

本産業用蓄電システムはPV連携性に特徴があり、擬似連系機能により停電時でもPVパワコンが自立運転にならず、通常通りの発電が可能。太陽光発電との連携で長引く停電にも対応できます。

SDGsの推進

産業用蓄電池はSDGs（持続可能な開発目標）の取り組みで目標達成貢献および企業の価値向上に寄与

企業に対してCO₂削減の努力を強く求められている中、蓄電池の導入で「脱炭素化」「環境問題の改善」「地域社会への貢献」などの、CSR（企業の社会的責任）活動への積極的な取り組みにつながり、環境に配慮する企業活動は「企業の強み･価値」の向上につながります。